ANA 新規就航 成田-プノンペン直行便往復旅行記 準備編

ANA

先日、2016年9月1日に新規就航したANAの成田-プノンペン直行便に搭乗しました。日本からカンボジアへの唯一の直行便という事で注目されています。今回はカンボジア出発前の準備編です。

e-visaで事前取得

カンボジア入国にはVISAが必要になります。ビザ申請時に注意すべき点は、パスポートの有効期間がカンボジア入国日から6ヶ月以上残存している事が必須条件となっていまる事です。

日本で取得する方法のひとつは、在日本カンボジア王国大使館へ出向き、窓口で手続きを行う方法です。郵送でも受け付けてもらえます。窓口手続きの場合、申請の翌日に発行されます。証明写真(縦45ミリx横35ミリ、背景無地)を持参する必要があります。
申請料金は窓口での手続きと郵送時では異なります。またかかる費用も変更になっている場合がありますので在日本カンボジア王国大使館ホームページでご確認ください↓
ビザ申請 VISA | 在日本カンボジア王国大使館 Royal Embassy of Cambodia in Japan

もうひとつは、e-visaでの取得です。のんびりはこちらで取得しました。
滞在期間1ヶ月以内の観光ビザの場合、以下のホームページから簡単に申請・取得が出来ます。予めデジカメ等で顔写真(背景無地)を撮影して画像をアップ出来るようにしておきましょう。

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Kingdom of Cambodia – Ministry of Foreign Affairs & International Cooperation

陸マイラーには嬉しいクレジットカード(VISA,Master,JCB)決済が可能になっています。
料金は2016年10月1日現在、ビザ代金30ドル+システム手数料7ドル+決済手数料3ドルの合計40ドルとなっています。
上記で無事申請が完了すると、3営業日以内に登録したメールアドレス宛にビザが届きます。

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届いたビザはカラーコピーで印刷しておきましょう。紛失時に備え、2部用意しておくと安心です。有効期間は発行から3ヶ月です。

現地でのビザ取得も可能

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事前に用意出来ない場合は空港でのビザ取得も可能です。証明写真(縦45ミリx横35ミリ、背景無地となっていますが、申請用紙では縦60ミリ、横40ミリ。多少の誤差は許されそうです)が必要になります。機内で上記用紙が配られますので記入を済ませておくと現地での手続きが楽です。空港にも同様の用紙があります。
ビザ代金の30ドルだけで済みますが、支払いは米ドルのみとなっていますので準備しておきましょう。現地での取得は、到着便の時刻が重なってしまったりすると予想以上に時間がかかってしまう場合がありますので、あまりオススメしません。

通貨

カンボジアの通貨はカンボジアリエルですが、主に流通している通貨はUSドルです。1ドル以下のお釣りがリエルで支払われるといった感じです。わざわざカンボジアリエルに両替する必要はありません。USドルへの両替ですが、プノンペン空港にある銀行のレートはもの凄く悪いので、日本でレートの安い方法で用意するほうが無難です。
クレジットカードは空港や都心部ではVASAカード、Masterカードが使えるお店がありますが、まだまだクレジットカード決済出来ないお店のほうが多いのでUSドルを多めに持っておくといいです。JCBやアメックス、ダイナースはほぼ利用できるお店がないと思っていたほうがいいようです。

コンセント

コンセントは日本の形状と同じAタイプかCタイプです。どちらも差し込める兼用形状がほとんどとのようでしたので、今回は変換プラグは特に準備しませんでした。電圧は日本より高い220Vなので注意が必要です。

気候

カンボジアのプノンペンは熱帯性モンスーン気候です。何だか学生時代を思い出してしまいますが、一言でいうと1年中暑いです!プノンペンは乾季と雨季があり、5月から10月が雨季、のんびりの行った9月と10月は雨季の中でも最も雨が降る月です。最も暑い月は4月で40℃近くになるそうです。こうした気候から、服装は年間を通して夏服で問題ないと思います。屋内で冷房の効いている場所もありますので、上から着るものを1枚用意しておくといいかもしれません。

電話・通信環境

空港で旅行者向けのプリペイドSIMが購入出来ます。事前に調べた所、よさそうだったのがsmartのtraveller SIMの「5 USD SIM」です。
4G LTEで10分の無料通話、10件の無料SMS、1.5GBの無料データ通信付き、40日間有効で5USドル(約510円)。安い!
「5 USD SIM」詳細はsmart公式ページ確認出来ます↓

Smart Traveller SIM – Plans – Get Smart – Smart Axiata

データ通信専用だと「SurfLike Crazy」の4GB、30日間有効で5USドル(約510円)あたりが良さそう。2GBの3USドル(約310円)でも十分そうです。
(最新の料金プランはsmart公式ページでご確認ください)

観光

カンボジアといえばアンコール・ワット。プノンペンからバスで移動すると約9時間前後、飛行機でシュムリアップまで40~50分程度かかります。今回はプノンペン近辺での行動なので、見どころは王宮やワット・プノン、独立記念塔、カンボジア日本友好橋ぐらいでしょうか。買い物はセントラル・マーケットが有名です。観光名所は多くありませんのでまるまる1日もあれば有名どころはだいだい回れそうです。

日程

効率よくPPポイントを獲得する為、成田発着前後に国内線をくっつけます。那覇に行きたい所ですが、所用のある福岡にしました。
まずプノンペン往復で予約した分は以下の通り。

福岡-羽田(移動)成田-プノンペン-成田-福岡

上記で65000円+諸税6270円の合計71270円。獲得PPは6406PP、PP単価は約11.13
金額の内訳とPP、PP単価は
【国際線部分】
成田-プノンペン エコノミークラス(Y)往復55000円+諸税5540円(内訳:旅客保安サービス料520円、旅客サービス施設使用料2090円、旅客サービス料2530円、航空保険料400円)の60540円
予約クラスS積算率50%で片道2069PP、往復4138PP。PP単価は約14.63

【国内線部分】
福岡-羽田、成田-福岡で10000円+諸税730円(内訳:旅客施設利用料 羽田290円、成田440円)の10730円。
福岡-羽田は5290円、国際線乗り継ぎで運賃4の積算率100%で1134P、PP単価約4.67
成田-福岡は5440円、国際線乗り継ぎで運賃4の積算率100%で1134P、PP単価約4.8

となります。
これに東京から福岡までの往復を付けます。
往路はブリティッシュエアウェイズ(BA)のマイルを使って、JAL国内線特典航空券を発券。羽田-福岡で片道4500マイル
復路はANAで福岡-成田プレミアム旅割28で19040円運賃2(積算率125%+400PP)で1817PP、PP単価は約10.5

羽田-福岡-羽田(移動)成田-プノンペン-成田-福岡-成田

これで完成です。全て搭乗すると8223PP獲得できる予定です。
最終的な日程は以下になりました。

8/31(水) JAL333 羽田(HND)19:35発-福岡(FUK)21:20着 特典航空券(BA発券)普通席
9/1(木) ANA254 福岡(FUK)13:15発-羽田(HND)15:00着 国際線乗り継ぎ普通席
9/2(金) NH817 成田(NRT)10:50発-プノンペン(PNH)15:10着 エコノミークラス(Y)
9/5(月) NH818 プノンペン(PNH)22:50発-成田(NRT)翌06:45着 エコノミークラス(Y)
9/6(火) ANA2141 成田(NRT)10:20発-福岡(FUK)12:25着 国際線乗り継ぎ普通席
9/7(火) ANA2144 福岡(FUK)13:00発-成田(NRT)14:55着 プレミアム旅割28

活字にしてみると何だか凄く移動しているように見えますね。
8月31日から9月1日は1泊2日で福岡へ。一旦自宅へ戻り(国内線→国際線乗り継ぎの特別運賃適用は24時間以内ならOK)翌日の9月2日朝に成田空港へ向かい、プノンペンへ。4日間滞在して9月5日夜プノンペン出発、翌朝6日に成田到着。そのまま成田から福岡へ向かい1泊。翌日7日に成田へ戻ってくる、という感じです。

次回は国内線搭乗編をお送りいたします。

つづく

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